新ルートについて
(黒部宇奈月キャニオンルート)The New Route
(Kurobe-Unazuki Canyon Route)

人跡未踏の黒部峡谷の奥地。
その美しく雄大な大自然を守るため、
地底につくられた多様な電源施設や設備。
当時の人類の英知を結集した電源開発の
軌跡が目の前に迫る。

電源開発の軌跡をたどる

日本一のV字峡・黒部峡谷の欅平から
上流の黒部ダムまでの約18kmにわたる新ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」。

黒部川第四発電所の建設などに伴い、日本電力(株)や関西電力(株)が工事用ルートとして整備したルート。

2018年に関西電力(株)と富山県が 締結した協定により、安全対策工事完了後、
一般開放・旅行商品化を予定している。

これにより、日本一のV字峡谷である「黒部峡谷」と
世界的な山岳景観を誇る「立山黒部アルペンルート」を結ぶ新たな観光ルートが形成される。

黒部宇奈月キャニオンルートマップ 黒部宇奈月キャニオンルートマップ

新ルートの魅力Point

一般開放によって明かされる
秘境の景観と壮大な歴史

「黒部峡谷」と「立山黒部アルペンルート」。2つの旅の拠点を結ぶ新ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」は、“秘境”と呼ばれる黒部奥山の雄大な自然と、人類の英知を結集した電源開発の歴史を体験できる希少性の高いスポットです。昭和初期から活躍してきた非日常の乗り物を乗り継ぎ、驚きに満ちた旅の体験が待っています。

立山黒部アルペンルート

標高3,000m級の北アルプスを貫く、世界有数の山岳観光ルート。富山県と長野県をつなぐ37.2kmの交通路を、多彩な6つの乗り物で気軽に楽しむことができます。春の「雪の大谷」や、紺碧の水面に立山を映す夏の「みくりが池」、眼下に紅葉が広がる秋の立山ロープウェイなど、四季折々の魅力が満載です。

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黒部峡谷鉄道

清流の黒部川に沿って、宇奈月・欅平間の約20kmを片道1時間20分で進むトロッコ電車。深い峡谷を縫うように走り、カーブごとに景色が鮮やかに移り変わります。沿線には、高さ約60mの後曳橋や、河原を掘って湧き出る温泉、人喰い岩、猿飛峡など秘境黒部峡谷ならではのスポットが多く、大自然を体感できます。

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立山山麓

立山は万葉の時代より「神々が宿る山」とされ、富士山や白山と並ぶ「日本三霊山」として、山岳信仰の対象でした。信仰の拠点であった芦峅寺には、今も雄山神社や閻魔堂などがあり、立山信仰の原風景をなしています。また、落差日本一(350m)を誇る称名滝は、国の名勝・天然記念物に指定され、「日本の滝100選」にも選ばれています。

宇奈月温泉

黒部峡谷の玄関口にある、富山県随一の規模を誇る温泉郷。黒部川上流の黒薙温泉が源泉のお湯は、美肌の湯としての条件がそろっていて、大正12(1923)年の開湯以来、長年愛されてきました。この地で味わう富山湾の新鮮な海の幸や黒部の名水で仕込んだ地酒、地ビールも絶品です。

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